amazonの安いスタビライザーの話

数年前から一眼レフを乗せるタイプのスタビライザーの映像を見る機会が多く、

youtubeで結婚式をスタビライザーを使って撮影しているのを見ていた。

なかなか購入するまでいかなかったのだけど、

昨年なんとか使ってみようと思い、amazonで探していたら、

滅茶苦茶安く売っていたので購入。

それから半年ほど使用して、意外と使えているので使用感など記載。


購入したのはコチラ


とても安いスタビライザー。lankdeals S40。

6千円ぐらいで購入した。

ステディカムマーリンなんか、昔は10万円ぐらいしたと思うんだけどなぁ。

形はグライドカムと似たようなスレッドタイプのスタビライザー。

2.1Kgまで対応と書いてあるけど、1kg前後のカメラが限界かなという気がする。


これと一緒にカメラの取り外しが簡便になるように、これも購入。



簡単に使い方


簡単にセッティングの仕方を記載。


最初に、カメラを使用する状態と全く同じ重さにするため、

バッテリーやカード等を入れ、レンズは使用するものを取り付けて、

レンズの画角も決めて、そのmm数にしておく、なるべく広角が良い。

重さを決めておくため、レンズキャップも外してください。


そうしたら、まずはHAKUBAクイックシューをスタビライザーのプレートにつける。

クイックシューのカメラ側のプレートだけはずし、カメラにつける。

このとき、結構しっかりとネジを締めておく。

そうしたら、クイックシューのプレートを接続して、

スタビライザーにカメラを乗せる。


まずは下の方にあるネジを緩め、スタビライザーを伸ばす。

ではここからバランスを取ります。

まずは前後のバランスを取るため上のネジを緩め、プレートを前後させながら、

前後のバランスが均等になるように調整。ある程度できたらネジを締めます。

次に、左右のバランスを取るため下のネジを緩め、左右のバランスを調整。

左右のバランスを取れたら、ネジを締めます。

ここまで出来たらカメラの映像を確認しながら、左右のバランスを確認。

前後のバランスもカメラの傾き加減を確認しながら、微妙に調整。

そして、もう一度左右の確認、調整と、

繰り返し繰り返し調整して、カメラが完全に水平になるように調整。


ほぼ完全に水平になるまで調整できたら、今度はスタビライザーの伸ばす長さを調整します。

持ち手をもって、持ち上げ、もう一方の手でスタビライザーの重りをもって、

90度に傾けます。

スタビライザーを90度に傾けたら、

重りを持っている手を放して、スタビライザーの揺れ方を確認します。


揺れる時間の目安は、重りから手を放して、反対側に振れて、その後重りが真下に来るまでの時間が2,5秒から3秒程度になるようにします。


揺れる時間が早すぎるときは、スタビライザーを少し縮める。

遅すぎるときは、スタビライザーを伸ばす。


大体、2.5秒~3秒の間で収まったら、もう一度、前後、水平のバランスを確かめて、

微調整、微調整・・・



調整が完成したら、持ち手を持って歩いてみましょう。

撮影時は持ち手以外を持たないようにします。

方向を変えるときは、手の向きはなるべくそのままで、体の重心を変えるイメージで方向を変えます。



練習あるのみ


やはり思った通りの方向に向けたり、なるべく揺れないように歩いたりするには、

どうしても練習と筋トレが必要です。。。

僕は2時間ほど練習して、ある程度思った方向に体を曲げるとカメラが付いてくるようになりました。

スタビライザーの巨匠たちは、それなりの経験年数をお持ちなんだろうと思います。

今年DJIのRONINを触りましたが、方向などは電子制御でついてくることに驚きました。

次スタビライザーを買うなら、僕も3軸ブラシレスジンバルを購入すると思います。

しかし、電池がなくても使えるこのタイプも電子制御とは違う良さがあると思います。

これからも、どんどん使っていこうと思います。

unskillful's blog

駆け出しの 映像制作フリーランサー 日々の備忘録

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